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電話番号なし・データ通信専用SIMでLINEを登録できる?新規登録の条件と対処法を解説

格安SIMやタブレット、モバイルルーター向けのプランには、電話番号を使った音声通話ができない「データ通信専用SIM」があります。 月額料金を抑えられるため、「データ通信専用SIMをスマートフォンに入れてLINEだけ使いたい」と考える人もいるでしょう。

しかし、LINEを初めて利用するときにはアカウントの新規登録が必要です。ここで問題になるのが電話番号による本人確認です。

結論:
2026年8月時点では、電話番号がなく、SMSも音声通話も利用できない一般的なデータ通信専用SIMだけで、LINEアカウントを新規登録することはできません。

この記事では、電話番号なしでLINEを登録できない理由、SMS付きデータSIMとの違い、Apple IDやGoogleアカウントだけでは登録できるのか、すでにLINEを使っている場合の対処法などを詳しく解説します。

電話番号なしのデータ通信専用SIMではLINEを新規登録できない

LINEアカウントを新しく作成するときは、LINEアプリをインストールしたあと、基本的に携帯電話番号の認証を行います。

認証方法は主に次の2種類です。

  • SMSで認証番号を受け取る
  • 音声通話で認証番号を受け取る

そのため、データ通信しか利用できず、認証に使用できる携帯電話番号を持っていないSIMでは、新規登録を最後まで進めることができません。

LINEを起動
新規登録
電話番号入力
SMS・通話認証
アカウント作成

「インターネットには接続できるのだからLINEも登録できるのでは?」と思うかもしれませんが、データ通信ができることと、LINEのアカウント認証ができることは別です。

LINEの新規登録では最初に電話番号の入力を求められる

LINEをインストールして初めて起動すると、「ログイン」と「新規登録」などの選択肢が表示されます。 新しいLINEアカウントを作りたい場合は「新規登録」を選択します。

9:41 LINEへようこそ 新規登録 ログイン

LINEを初めて利用する場合は「新規登録」から進みます。

新規登録を選択すると、国・地域を確認したうえで携帯電話番号を入力する画面へ進みます。

電話番号を入力して認証する仕組み

9:41 電話番号を入力 SMSで認証番号を送信します 日本(Japan) +81 電話番号 電話番号の認証が必要です

新規登録では認証に利用する携帯電話番号を入力します。

この段階で、データ通信専用SIMしか利用しておらず、認証に使える携帯電話番号を持っていない場合は先へ進めません。

データ通信専用SIMとは?

データ通信専用SIMとは、主にインターネット通信だけを利用するためのSIMです。 格安SIMやタブレット向けプランなどで提供されています。

ただし、「データSIM」という名前でもサービス内容は事業者によって異なります。

SIM・回線の種類 データ通信 SMS 音声通話 LINE新規登録
音声通話SIM 基本的に可能
データ通信専用SIM × × 不可
SMS機能付きデータSIM ○の場合あり × プラン・番号の種類に注意
Wi-Fiのみのタブレット Wi-Fiのみ × × 単独では不可
注意:
「SMSが届くデータSIMなら必ずLINEに登録できる」とは限りません。LINE公式ヘルプでは、認証できない例として「データ通信専用SIM」が挙げられています。確実に新規登録したい場合は、携帯電話会社から提供される認証可能な音声通話・SMS対応の携帯電話番号を利用するのが安全です。

SMSが使えないデータ通信専用SIMで登録できない理由

LINEは新規アカウントを作成するとき、入力した電話番号に認証番号を送ります。

通常はSMSに数字の認証番号が届き、その番号をLINEアプリに入力します。

9:41 認証番号を入力 SMSで届いた認証番号を入力してください 000000 認証番号を再送 通話による認証

SMSで受け取った認証番号を入力して本人確認を行います。

データ通信専用SIMでは、このSMSそのものを受信できない場合があります。

また、SMSが受信できない場合に利用できる「通話による認証」も、音声通話に対応していないデータ通信専用SIMでは利用できません。

つまり、

  • SMSを受信できない
  • 音声通話も受けられない

という状態では、電話番号認証を完了する手段がなくなります。

「電話番号なし」でメールアドレスだけを使って登録できる?

メールアドレスだけでLINEアカウントを新規作成することはできません。

LINEではメールアドレスを登録する機能がありますが、新規登録時の携帯電話番号認証をメールアドレスで完全に置き換えるものではありません。

そのため、

  • Gmail
  • Yahoo!メール
  • iCloudメール
  • プロバイダーメール

などのメールアドレスを持っていても、それだけで新しいLINEアカウントを作ることはできません。

GoogleアカウントだけでLINEを新規登録できる?

Googleアカウントを持っていても、電話番号なしの状態からLINEアカウントを新規作成する代わりにはなりません。

Googleアカウントとの連携は、主に既存LINEアカウントの引き継ぎなどで利用されます。

「Googleアカウントがある=電話番号なしで新規登録できる」という意味ではないため注意してください。

Apple IDだけでLINEを新規登録できる?

iPhoneを使用していてApple IDを持っている場合も同様です。

Apple IDとの連携を既存アカウントの引き継ぎに利用できるケースはありますが、電話番号を一切持っていない状態から新しいLINEアカウントを作るための代替手段ではありません。

Facebookアカウントだけで新規登録できる?

以前のLINEではFacebookを利用した登録・ログイン方法を目にしたことがある人もいるかもしれません。

しかし、現在LINEを新規登録する場合は、古い情報を前提にせず、現在のLINEアプリとLINE公式ヘルプで案内されている電話番号認証を基準に考える必要があります。

古いWeb記事に「Facebookがあれば電話番号なしで登録できる」と書かれていても、現在の新規登録方法として利用できるとは限りません。

050のIP電話番号なら登録できる?

050から始まる電話番号はLINEの新規登録には利用できません。

たとえばIP電話サービスなどで050番号を取得できたとしても、LINEの電話番号認証用として使う方法は避けましょう。

LINEでは050番号や仮想電話番号を認証対象外としています。

固定電話の番号を使えば登録できる?

現在のLINE公式ヘルプでは、固定電話も認証に利用できない番号・端末として案内されています。

そのため、データ通信専用SIMを使いながら、自宅の固定電話番号だけを入力して新規登録する方法は前提にしない方がよいでしょう。

ネットで取得したSMS認証用番号は使える?

おすすめできません。

インターネット上にはSMSを受信できる電話番号を一時的に提供するサービスがありますが、このような仮想電話番号はLINEの認証に利用できない場合があります。

さらに、不特定多数が使える番号や自分で継続管理できない番号をLINEアカウントに登録することは、セキュリティ面でも危険です。

LINEに登録する電話番号は、原則として自分が継続して管理できる携帯電話番号を使用しましょう。認証番号を他人へ教えるのも避けてください。

家族の電話番号を借りればLINEを登録できる?

技術的に認証番号を受け取れるとしても、すでに他のLINEアカウントで使用している電話番号を借りて登録するのは危険です。

LINEでは、基本的に1つの携帯電話番号につき1つのLINEアカウントが紐づきます。

すでに家族のLINEアカウントに登録されている電話番号を別のLINEアカウントに登録すると、元のアカウントが利用できなくなる可能性があります。

家族や友人がLINEで使っている電話番号を、自分の新規登録用として入力しないでください。

電話番号を入力すると「おかえりなさい、○○!」と表示された場合

携帯電話番号は解約後、一定期間を経て別の利用者へ再割り当てされることがあります。

そのため、新しく契約した電話番号をLINEへ入力したときに、以前その番号を使用していた人のLINEアカウント情報が候補として表示される場合があります。

9:41 おかえりなさい、 ○○! このアカウントはあなたですか? はい いいえ、違います

自分のアカウントではない場合は「いいえ、違います」を選択します。

知らない名前が表示された場合、自分のアカウントとしてログインしないよう注意してください。

データ通信専用SIMで「不正な電話番号」「無効な電話番号」と表示される場合

入力した番号がLINEの認証対象ではない場合、「不正な電話番号」や「無効な電話番号」などのエラーが表示されることがあります。

9:41 無効な電話番号 入力した電話番号を 確認してください。 OK

エラーが出た場合は何度も認証を繰り返すのではなく、まず使用している番号がLINEの認証対象か確認しましょう。

短時間に認証を何度も繰り返すと、一定期間操作できなくなる場合があります。

電話番号なしでLINEを使いたい場合の現実的な方法

電話番号なしのデータSIMしか持っていない場合、新規登録のためには認証可能な携帯電話番号を用意する必要があります。

1.音声通話SIMを契約する

最も分かりやすい方法です。

SMSと音声通話に対応した一般的な携帯電話番号を契約し、その番号でLINEの認証を行います。

大手キャリアだけでなく、MVNOやオンライン専用ブランドなどにも比較的安価な音声通話プランがあります。

2.音声通話対応eSIMを追加する

デュアルSIM対応スマートフォンであれば、現在利用しているデータSIMを残したまま、認証可能な電話番号を持つ回線をeSIMで追加する方法もあります。

たとえば、

  • SIM1:データ通信専用SIM
  • SIM2:電話番号・SMS対応eSIM

という構成にすれば、データ通信は既存回線、LINEなどの本人確認は電話番号付き回線という使い分けもできます。

3.現在の契約を音声通話プランへ変更する

利用している通信会社によっては、データ通信専用プランから音声通話対応プランへ変更できる場合があります。

ただし、新しいSIMの発行やeSIMの再発行が必要になることもあるため、契約している通信会社の案内を確認してください。

すでにLINEアカウントを持っているなら事情が違う

「新しいLINEアカウントを作る」のではなく、以前から使用しているLINEアカウントを新しいスマートフォンへ移したいだけなら、電話番号なし・SMSなしでも利用できる引き継ぎ方法があります。

代表的なのが、

  • かんたん引き継ぎQRコード
  • Apple IDとの連携
  • Googleアカウントとの連携

などです。

「新規登録」と「アカウント引き継ぎ」は別です。
電話番号なしでは新しいアカウントを作れなくても、すでに使っているLINEアカウントなら、条件を満たせばSMSを使わずに新しい端末へ引き継げる場合があります。

かんたん引き継ぎQRコードならSMSなしでも移行できる場合がある

機種変更前のスマートフォンが手元にあり、その端末で現在もLINEへログインできている場合は、「かんたん引き継ぎQRコード」を利用できることがあります。

旧端末に表示したQRコードを新端末で読み取ることで、SMS認証を使わずにアカウントを引き継げる仕組みです。

そのため、現在LINEを利用していて、これから電話番号なしのデータSIMへ変更する予定なら、古いスマートフォンを初期化する前に引き継ぎ設定を確認することが重要です。

Apple ID・Googleアカウントも事前に連携しておく

データ通信専用SIMへ変更する前に、LINEアカウントへApple IDまたはGoogleアカウントを連携しておくと、将来の機種変更時に役立つ場合があります。

特に、

  • 現在の電話番号を解約する
  • SMSを使えないプランへ変更する
  • 音声通話を利用しなくなる

といった予定がある場合は、回線を解約する前にアカウントの引き継ぎ方法を準備しておきましょう。

LINEモバイルの古い情報には注意

インターネットで調べると、「データSIMでもLINEを登録できる」という古い情報が見つかることがあります。

これは、かつて提供されていたLINEモバイル独自の仕組みに関する情報が含まれている可能性があります。

旧LINEモバイルではデータSIM向けに独自の認証方法が案内されていた時期がありました。 しかし、LINEモバイルの新規申し込み受付はすでに終了しています。

そのため、一般的な格安SIMや現在新しく契約できるデータ通信専用SIMにも同じ方法が利用できると考えないようにしましょう。

LINE新規登録に利用できない主な環境

現在のLINE公式案内を基準にすると、次のような環境では電話番号認証ができない、または新規登録に利用できない可能性があります。

環境・番号 新規登録 理由
電話番号なしのデータSIM × 電話番号認証ができない
SMS非対応データSIM × SMS認証ができない
Wi-Fi専用タブレット × 単独では電話番号認証できない
050番号 × 認証対象外
仮想電話番号 × 認証対象外
固定電話 × 現在の認証対象外
SMS・音声通話対応の携帯電話番号 認証条件を満たせる

データ通信専用SIMでも登録後のLINE通信はできる?

LINEのトークや無料通話そのものはインターネット通信を使います。 そのため、すでにLINEアカウントの作成や引き継ぎが完了していれば、モバイルデータ通信やWi-Fiを利用してLINEを使える環境はあります。

つまり問題になるのは、主に新規登録や再認証、機種変更時の本人確認です。

現在使っているLINEがデータSIMで問題なく動いているからといって、「端末を初期化しても電話番号なしで簡単に元へ戻せる」とは限りません。

データSIMへ変更する場合は、現在のLINEアカウントからログアウトしたり、スマートフォンを初期化したりする前に、必ずアカウント引き継ぎの準備をしておきましょう。

電話番号なしでLINEを使う場合によくある質問

Q.電話番号を一度だけ借りて登録してもいい?

他人が使用している電話番号を借りるのはおすすめできません。 1つの携帯電話番号は基本的に1つのLINEアカウントに使用されるため、相手のLINEアカウントへ影響する可能性があります。

Q.SMS付きデータSIMなら必ず登録できる?

必ず登録できるとは言い切れません。 現在のLINE公式ヘルプでは「データ通信専用SIM」が認証できない例として挙げられています。

LINE用の回線を新たに契約するのであれば、単に「SMS機能付き」と書かれているかだけでなく、認証可能な携帯電話番号として利用できるかを確認するのが安全です。

Q.タブレットにLINEを新規登録できる?

Wi-Fi専用タブレットだけでは、携帯電話番号の認証を完了できないため、新規LINEアカウントを作る用途には向きません。

既存LINEアカウントを別端末として利用する場合は、新規登録とは別の仕組みになるため、対応端末や利用方法を確認してください。

Q.Wi-Fiがあれば電話番号はいらない?

Wi-Fiはインターネット接続を提供するだけなので、LINE新規登録時の電話番号認証の代わりにはなりません。

Q.メールアドレスに認証番号を送ってもらえる?

一般的な現在のLINE新規登録で、電話番号認証の代わりとしてメールへ認証番号を送って新規アカウントを作る方法はありません。

Q.LINEを使うためだけに電話番号を契約する必要がある?

新しいLINEアカウントを一から作成するのであれば、現在は認証可能な携帯電話番号を用意するのが基本です。

デュアルSIM対応スマートフォンなら、普段のデータ通信回線とは別に、電話番号付きの低容量回線を追加する方法も検討できます。

Q.すでにLINEを使っている場合も電話番号が必要?

新規登録とは異なります。 既存アカウントについては、かんたん引き継ぎQRコードやApple ID・Googleアカウントを利用して、SMSを使わずに引き継げるケースがあります。

データ専用SIMへ変更する前に確認しておきたいこと

現在は電話番号付きSIMでLINEを使っており、これからデータ通信専用SIMへ変更する予定の場合は、回線を解約する前に次の項目を確認しておきましょう。

  1. 現在のLINEアカウントへログインできることを確認する
  2. LINEに登録されている電話番号を確認する
  3. パスワードなど必要なアカウント情報を確認する
  4. Apple IDまたはGoogleアカウントとの連携状況を確認する
  5. トーク履歴をバックアップする
  6. かんたん引き継ぎQRコードの利用方法を確認する
  7. 機種変更が完了するまで旧端末を初期化しない

特に旧端末を先に初期化すると、利用できる引き継ぎ方法が減る可能性があります。

まとめ:電話番号なしのデータ通信専用SIMだけではLINEの新規登録はできない

電話番号なし・SMSなしのデータ通信専用SIMだけを利用している場合、現在のLINEでは新しいアカウントを作成するための電話番号認証を完了できません。

ポイントをまとめると次のとおりです。

  • LINEの新規登録では携帯電話番号の認証が必要
  • 認証番号はSMSまたは対応する音声通話で受け取る
  • 電話番号なしのデータ通信専用SIMでは新規登録できない
  • 050番号や仮想電話番号も利用できない
  • 固定電話も現在の認証には利用できない
  • メールアドレスだけでは新規登録できない
  • Apple IDやGoogleアカウントは新規登録の電話番号認証の代わりではない
  • 他人がLINEで使用中の電話番号を借りるのは避ける
  • 既存アカウントならSMSなしで引き継げる方法がある
  • データSIMへ変更する前に引き継ぎ設定とバックアップを確認する
これからLINEを初めて使う場合:
SMS・音声通話などによる認証が可能な携帯電話番号を用意するのが基本です。データ通信料金を抑えたい場合は、データSIM単独ではなく、低料金の電話番号付き回線やデュアルSIM構成を検討するとよいでしょう。

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