LINEをインストールしたりアップデートしたりしようとしたとき、Google Playで
「この端末は対応していません」
「お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません」
などと表示され、インストールできないことがあります。
この表示は、単純な通信エラーではなく、Androidのバージョンや端末の種類、Google Playへの対応状況などをもとに、
現在の端末ではそのLINEアプリを利用できないと判定されている場合に表示されることがあります。
- 「この端末は対応していません」とは何か
- Androidのバージョンが古い場合
- 端末そのものがLINEの対象外になっている場合
- Google Playに正式対応していない端末の場合
- Play Protect認定を確認する方法
- Androidをアップデートする方法
- 古い端末で無理にLINEをインストールする際の注意点
- どうしても解決しない場合の対処法
「この端末は対応していません」とは?
Google Playでは、アプリごとに利用できるAndroidバージョンや端末の条件が設定されています。 その条件を満たしていない端末では、LINEのページを開くことができてもインストールボタンが表示されなかったり、 「この端末では利用できません」といったメッセージが表示されたりすることがあります。
このメッセージが出た場合、Playストアを何度開き直しても解決しないことがあります。 まずは「なぜ端末が非対応と判定されているのか」を確認することが重要です。
主な原因は6つ
| 原因 | 確認するポイント |
|---|---|
| Androidが古い | 設定からAndroidバージョンを確認 |
| 端末がLINEの対応対象外 | 古いスマートフォン、特殊な端末など |
| Google Play非対応 | Google Playを正式利用できる端末か確認 |
| Play Protect未認定 | Playストアの設定から認定状況を確認 |
| 端末固有の仕様 | CPUや端末機能などの互換性を確認 |
| 一時的なPlayストアの不具合 | 再起動やキャッシュ削除などを試す |
原因1:Androidのバージョンが古い
最初に確認したいのが、スマートフォンに搭載されている Androidのバージョンです。
LINEはアップデートを繰り返しており、古いAndroid OSは順次サポート対象外になります。 そのため、スマートフォン本体が正常に動いていても、OSが古いと最新版のLINEをインストールできません。
2026年8月時点のLINE公式ヘルプでは、最新版LINEの推奨環境として Android 11.0以上が案内されています。
Android 10やAndroid 9、Android 8.0~8.1では、利用できるLINEのバージョンに上限があります。 また、Android 7.1.2以下ではLINEを利用できないと案内されています。
「スマートフォンがまだ使える」ことと「最新版のLINEを利用できる」ことは別です。 端末自体に故障がなくても、Androidが古いことでLINEだけインストールできなくなる場合があります。
Androidバージョンを確認する
一般的なAndroidスマートフォンでは、次のように確認できます。
機種によっては「端末情報」「デバイスについて」「ソフトウェア情報」などの名称になっていることがあります。
原因2:Androidを最新版に更新できていない
現在使用しているAndroidが古くても、端末メーカーから新しいOSが提供されている場合は、 AndroidをアップデートすることでLINEをインストールできるようになる可能性があります。
一般的には、次の場所から確認します。
Samsung Galaxy、Xperia、Pixel、AQUOS、OPPO、Xiaomiなど、メーカーによって項目名は異なります。 「ソフトウェア更新」「システム更新」などと表示される場合もあります。
「最新の状態です」と表示されても、最新のAndroidそのものを利用できるとは限りません。 メーカーによるOSアップデートの提供が終了している端末では、それ以上新しいAndroidへ更新できないことがあります。
原因3:端末自体がLINEの対応対象外
Androidのバージョンだけでなく、 使用している端末の種類そのものが原因になる場合もあります。
LINE公式ヘルプでは、一部の端末や環境をサポート対象外としています。 代表例には次のようなものがあります。
- Fire OSを搭載した端末
- Chromebook
- カスタムOSを使用している端末
- エミュレーターなどの仮想環境
- LINEがサポートしていない種類のデバイス
例えばAndroidアプリを実行できるChromebookであっても、 「Androidアプリが動く=LINEスマートフォン版の正式な対応端末」という意味ではありません。
原因4:Google Playに正式対応していない端末
LINEのAndroid版はGoogle Playから配信されています。 そのため、 端末自体がGoogle Playを正式に利用できない場合は、 LINEを正常にインストール・アップデートできないことがあります。
特に注意したいのは、次のような端末です。
- 海外向けの一部端末
- Googleサービスを搭載していないAndroid端末
- 独自OSを搭載した端末
- 非公式ROMを導入した端末
- メーカーの正式なGoogle Play認証を受けていない端末
ホーム画面にPlayストアが入っているように見えても、 Googleの認定状態に問題がある場合があります。
原因5:Play Protect認定に問題がある
Google Playを利用するAndroid端末では、 Play Protect認定の状態を確認できます。
確認手順は次のとおりです。
「デバイスは認定されています」と表示されていれば、通常はGoogle Playの認定上の大きな問題はありません。
一方、 「デバイスは認定されていません」 と表示されている場合、LINEだけでなくほかのアプリでも互換性やインストールに関する問題が発生することがあります。
原因6:端末のハードウェアや仕様がアプリの条件を満たしていない
Google Playのアプリ互換性は、Androidのバージョンだけで決まるわけではありません。
アプリによっては、例えば次のような条件があります。
- CPUの種類
- 64bitへの対応状況
- 画面サイズや解像度
- 必要なセンサー
- カメラやGPSなどの機能
- 端末の種類
- メーカーや機種
このため、 同じAndroid 11を搭載している2台のスマートフォンでも、一方だけアプリをインストールできない というケースはあり得ます。
Googleも、Google Play上で利用できるアプリはすべての端末に対応しているわけではなく、 アプリの開発元によって互換性が設定されることを案内しています。
「Androidのバージョンは新しいのに非対応」と表示される場合
Android 11以上など十分新しいOSを使用しているにもかかわらず、 「この端末は対応していません」と表示される場合は、OS以外を確認します。
次の順番で確認すると原因を切り分けやすくなります。
- スマートフォンを再起動する
- Google Play ストアを更新する
- Play Protect認定を確認する
- 端末の型番を確認する
- Google Play対応端末か確認する
- カスタムROMなどを使用していないか確認する
Google Play ストアを更新する
Playストア自体が古かったり、一時的な不具合が起きていたりすると、 表示が正常に更新されないことがあります。
Playストアでは、一般的に次の手順で更新を確認できます。
Playストアのキャッシュを削除する
端末が本来LINEに対応しているにもかかわらず表示がおかしい場合は、 Google Play ストアの一時データに問題が発生している可能性もあります。
一般的には次の場所からキャッシュを削除できます。
ただし、「この端末は対応していません」という表示が 実際の端末互換性によって表示されている場合、キャッシュを削除しても対応端末になるわけではありません。
そのため、キャッシュ削除はあくまで「本来対応しているはずなのに表示がおかしい」という場合の確認方法として考えましょう。
端末の型番も確認する
同じ商品名のスマートフォンでも、販売地域や通信事業者によって型番が異なる場合があります。 問い合わせをするときは、商品名だけでなく 正式なモデル番号・型番を確認しておくとスムーズです。
多くのAndroid端末では、次のような場所から確認できます。
例えば「Galaxy」「Xperia」「AQUOS」といったシリーズ名だけではなく、 設定画面に表示される具体的な型番を確認します。
古いAndroidで以前のLINEをインストールすれば使える?
ここで考えやすいのが、 「最新版が対応していないなら、古いLINEのAPKを入れればいいのでは?」 という方法です。
しかし、基本的にはおすすめできません。
APKファイルが改変されている可能性があるほか、マルウェアやアカウント情報の流出につながる危険があります。 また、インストールできてもLINE側のサーバーで古いバージョンが利用できなくなっている場合があります。
LINEはメッセージや電話番号、アカウントなど重要な情報を扱うアプリです。 出所の分からないAPKを利用するより、 公式に対応している端末・OSを利用するほうが安全です。
LINEをアンインストールする前に注意
すでにLINEがインストールされていて、 アップデートしようとしたところ「この端末は対応していません」と表示された 場合は特に注意してください。
対処のために、いきなりLINEをアンインストールするのはおすすめできません。
現在のLINEがまだ起動できるのであれば、先に次の項目を確認しておきましょう。
- トーク履歴をバックアップする
- LINEアカウントの電話番号を確認する
- ログインに必要な情報を確認する
- 引き継ぎに必要な設定を確認する
端末がすでに最新版LINEの対象外になっている場合、LINEを削除したあとで再インストールできなくなる可能性があります。 「再インストールすれば直る」と考えて削除する前に、端末が現在のLINEに対応しているか確認してください。
機種変更が必要になる場合もある
Androidのアップデートを確認しても新しいバージョンが提供されず、 端末がLINEの対応条件を満たしていない場合は、 設定変更だけで解決することは難しくなります。
特に、次のような状態であれば機種変更も検討します。
- Androidの更新サポートが終了している
- LINEが利用できないAndroidバージョンになっている
- Google Playに正式対応していない
- 端末自体がLINEのサポート対象外
- 今後もOSアップデートを受けられない
機種変更する場合は、現在使用している端末でLINEが起動できるうちに トーク履歴のバックアップやアカウント引き継ぎの準備をしておくことが大切です。
「この端末は対応していません」と表示されたときの確認順
何から確認すればよいか分からない場合は、次の順番で進めると分かりやすいです。
- Androidのバージョンを確認する
- Androidのシステムアップデートを確認する
- スマートフォンを再起動する
- Google Play ストアを更新する
- Play Protect認定を確認する
- 端末の正式な型番を確認する
- 端末そのものがLINE対応環境か確認する
- 対応できない場合は機種変更を検討する
症状別の判断方法
| 状況 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| Androidがかなり古い | LINEの必要OSを満たしていない | OS更新または機種変更 |
| OSは新しいがインストール不可 | 機種固有の互換性・Google Play認定など | 型番と認定状態を確認 |
| 以前はインストールできていた | LINEの必要環境が変更された可能性 | Android更新状況を確認 |
| アップデートだけできない | 新しいLINEが現在の端末に非対応 | アンインストールせず対応状況を確認 |
| Play Protect未認定 | Google Playの認定に問題がある | 端末メーカーへ確認 |
| Fire OS・Chromebookなど | LINEのサポート対象外環境 | 対応スマートフォンを使用 |
よくある質問
再起動すれば直りますか?
一時的なPlayストアの不具合であれば直る可能性があります。 しかし、Androidのバージョンや端末の互換性が原因の場合、 再起動しても対応端末に変わるわけではありません。
Playストアを再インストールすれば直りますか?
通常は必要ありません。 まずAndroidのバージョン、Playストアの更新、Play Protect認定を確認してください。
ストレージ不足が原因ですか?
ストレージ不足の場合は「空き容量が不足しています」など、別のメッセージになることが一般的です。 「この端末は対応していません」と表示されている場合は、 まずOSや端末の互換性を疑いましょう。
SIMカードが入っていないことが原因ですか?
通常、Google Play上でアプリ自体が端末に対応しているかどうかの判定と、 SIMカードの有無は別の問題です。 SIMなし端末だからという理由だけで、このメッセージが表示されるとは限りません。
Androidを最新にしても直らない場合は?
OS以外の端末仕様、Google Playへの対応状況、Play Protect認定、 端末そのものがLINEのサポート対象であるかを確認してください。
古いスマートフォンをそのまま使い続けることはできますか?
LINE以外の機能が動く場合でも、 OSのセキュリティアップデートが終了している端末を長期間使い続けることには注意が必要です。 LINEを日常的に使用するのであれば、今後もOSアップデートが提供される端末への移行を検討すると安心です。
まとめ
LINEをインストール・アップデートするときに 「この端末は対応していません」 と表示された場合、もっとも重要なのはAndroidのバージョンと端末の対応状況を確認することです。
特に古いスマートフォンでは、LINEそのものに問題があるのではなく、 端末側が新しいLINEの動作条件を満たせなくなっている 可能性があります。
まず「設定」からAndroidのバージョンを確認し、 利用可能なシステムアップデートがあれば適用します。 それでも解決しない場合は、Play Protect認定や端末の型番、Google Playへの対応状況を確認しましょう。
- Androidバージョンを確認
- システムアップデートを確認
- 端末を再起動
- Google Playを更新
- Play Protect認定を確認
- 端末の型番・対応状況を確認
- 対応終了なら機種変更を検討
また、現在のLINEがまだ起動できている場合は、 原因確認のために安易にアンインストールしないことも重要です。 再インストールできなくなる可能性があるため、 トーク履歴のバックアップやアカウント引き継ぎの準備を済ませてから対応しましょう。
