LINEを起動したものの、緑色や白色のLINEロゴが表示されたままホーム画面へ進まないことがあります。
ロゴが表示されているということは、LINEアプリ自体は起動を開始しているものの、初期処理やデータの読み込み、通信などの途中で止まっている可能性があります。
この症状は、LINEアプリの一時的な不具合だけでなく、スマートフォンの空き容量不足、古いLINEやOS、通信環境、キャッシュの異常などでも発生します。
この記事では、LINEのロゴ画面から先へ進まないときに確認したいポイントと対処法を、iPhone・Androidそれぞれの操作方法とあわせて解説します。
LINEのロゴ画面から進まないとはどんな状態?
通常はLINEアイコンをタップすると、起動画面が短時間表示されたあとに「ホーム」や「トーク」などの画面へ移動します。
しかし不具合が起こると、次のようにLINEのロゴが表示された状態から変化しなくなることがあります。
LINEを起動してもロゴ画面のまま変わらない場合
数秒程度であれば正常な読み込みの範囲ですが、何十秒~数分待っても画面が変わらない場合は、何らかの問題が起きている可能性があります。
まずはアプリを削除せず、データを消さない方法から順番に確認しましょう。
まず確認したい7つのポイント
| 確認項目 | 主な対処 | データへの影響 |
|---|---|---|
| 一時的なフリーズ | LINEを終了して再起動 | 基本的になし |
| スマホ側の不具合 | 端末を再起動 | なし |
| 通信状態 | Wi-Fi/モバイル回線を切り替える | なし |
| LINEが古い | アプリをアップデート | 基本的になし |
| ストレージ不足 | 空き容量を増やす | 不要データのみ削除 |
| OSが古い | iOS/Androidを更新 | 通常はなし |
| LINEデータの異常 | キャッシュ削除・アプリ取り除き・再インストール | 方法によって注意が必要 |
1.LINEをいったん完全に終了する
最初に試したいのが、LINEアプリの完全終了です。
LINEをホーム画面へ戻しただけではアプリがバックグラウンドに残っているため、起動処理の問題がそのまま残ることがあります。
iPhoneの場合
- 画面下から上方向へスワイプして途中で指を止めます。
- 起動中のアプリ一覧を表示します。
- LINEの画面を上方向へスワイプします。
- もう一度LINEを起動します。
LINEの画面を上方向へスワイプして終了する
Androidの場合
画面下部の「最近使用したアプリ」を開き、LINEを上方向などへスワイプして終了します。
機種によっては「すべて閉じる」「全てクリア」などのボタンが表示される場合もあります。
2.スマートフォンを再起動する
LINEだけを終了しても改善しない場合は、iPhoneまたはAndroidスマートフォン自体を再起動します。
スマートフォンを長期間再起動していないと、一時メモリーの不足やバックグラウンド処理の異常などにより、アプリが正常に起動できなくなることがあります。
LINEをいきなりアンインストールする前に、必ず「LINEの終了 → スマホの再起動」の順で試しておきましょう。
3.Wi-Fiとモバイル通信を切り替える
LINEの起動時には通信が発生します。インターネット接続が不安定だと、起動画面の途中で処理が止まっているように見える場合があります。
次の方法を試してみましょう。
- Wi-Fiを一度OFFにする
- Wi-Fiから4G/5Gへ切り替える
- モバイル通信からWi-Fiへ切り替える
- 機内モードをONにして数秒後にOFFにする
- 別のWi-Fiへ接続してみる
Wi-FiをOFFにしてモバイル通信でLINEを起動してみる
ほかのWebサイトやアプリも読み込めない場合は、LINEではなく通信環境そのものに問題がある可能性が高くなります。
4.LINEを最新版へアップデートする
古いLINEアプリを使っている場合、不具合修正やOSとの互換性の問題によって正常に起動できないことがあります。
App StoreまたはGoogle Playを開き、LINEに「アップデート」や「更新」と表示されていないか確認してください。
「アップデート」が表示されている場合は最新版へ更新する
iPhone
App Store → 右上のアカウントアイコン → LINE → アップデート
Android
Google Play ストア → プロフィールアイコン → アプリとデバイスの管理 → LINE → 更新
ストアで「開く」と表示されている場合は、その時点で提供されているLINEがインストールされている可能性が高いです。
5.スマートフォンの空き容量を確認する
LINEのロゴ画面で止まるときに見落としやすいのが、端末ストレージの不足です。
LINE公式ヘルプでも、端末の空き容量が不足していると正常に動作しない可能性があり、2GB以上の空き容量を確認するよう案内されています。
写真や動画を大量に保存しているスマートフォンでは特に注意しましょう。
iPhoneで確認する
設定 → 一般 → iPhoneストレージを開きます。
ストレージがほぼ満杯になっていないか確認する
Androidで確認する
一般的には、設定 → ストレージから確認できます。
Androidはメーカーによって「デバイスケア」「ストレージ」「ストレージとメモリ」など名称が異なる場合があります。
- 不要な動画
- スクリーンショット
- ダウンロードフォルダーのファイル
- 使用していないアプリ
- 動画配信サービスなどのダウンロード済み作品
- ブラウザなどの不要なキャッシュ
6.AndroidではLINEのキャッシュを削除する
Androidの場合は、LINEが起動できなくてもAndroidの設定画面からLINEのキャッシュを削除できることがあります。
一般的な操作手順は次のとおりです。
設定 → アプリ → LINE → ストレージとキャッシュ → キャッシュを削除
Androidでは「キャッシュを削除」を選択する
Androidの「ストレージを消去」「データを削除」などを選択すると、LINEのアプリデータまで消去される可能性があります。トーク履歴などを失う原因になるため、単純なトラブル対処として安易に実行しないでください。
7.iPhoneでは「Appを取り除く」を試す
iPhoneでは、LINEを完全に削除する前に「Appを取り除く」を試す方法があります。
設定 → 一般 → iPhoneストレージ → LINE → Appを取り除くと進みます。
最初は「Appを削除」ではなく「Appを取り除く」を試す
取り除いたあと、ホーム画面などからLINEを再インストールして起動できるか確認します。
8.iOS・Androidをアップデートする
LINEだけでなく、スマートフォンのOSが古いことが原因になる場合もあります。
LINEの最新版を利用するための推奨環境は、2026年8月時点で次のとおりです。
| 端末 | 最新版LINEの推奨環境 |
|---|---|
| iPhone | iOS 18.0以上 |
| Androidスマートフォン | Android 11.0以上 |
古いOSでも一部の旧バージョンのLINEを利用できる場合がありますが、長期間アップデートしていない端末では正常に利用できなくなる可能性があります。
iPhone
設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート
Android
一般的には、設定 → システム → システムアップデートなどから確認します。
※Androidは端末メーカーによって項目名が異なります。
9.Android System WebViewやChromeを更新する
Androidでは、LINE内の一部表示にAndroid System WebViewやGoogle Chromeが利用されることがあります。
LINE公式ヘルプでも、一部ページが正常に表示できない場合にはAndroid System WebViewやChromeの最新版への更新が案内されています。
Google Play ストアを開いて、次のアプリに更新がないか確認しましょう。
- Android System WebView
- Google Chrome
10.LINE側で障害が発生していないか確認する
突然LINEが起動できなくなり、家族や友人など複数人も同じ症状になっている場合は、自分のスマートフォンではなくLINE側で障害が発生している可能性もあります。
この場合、アプリの再インストールを繰り返しても改善しないことがあります。
LINEヘルプセンターの「お知らせ」などを確認し、不具合について公式案内が出ていないか確認しましょう。
- 数分前まで普通に使えていた
- 端末や設定を変更していない
- 複数の人が同時にLINEを利用できなくなっている
- Wi-Fiとモバイル通信の両方で同じ
- 再起動しても突然同じ症状が発生する
11.最後の手段としてLINEを再インストールする
ここまでの対処をすべて試してもLINEのロゴ画面から進まない場合、LINEアプリ本体のデータに問題が発生している可能性があります。
再インストールで改善する場合がありますが、これは最初に試す方法ではなく、最後の手段と考えた方が安全です。
トーク履歴のバックアップやアカウント引き継ぎの準備ができていない状態でLINEを削除すると、端末内のトーク履歴などを復元できなくなる可能性があります。
LINEをまだ別端末やPCなどで利用できる場合や、アプリが一時的に開ける状態まで回復した場合は、再インストール前にバックアップやアカウント情報を確認しておきましょう。
LINEがまったく開かない場合は特に慎重に
ロゴ画面で完全に止まっていると、LINEアプリ内からトーク履歴のバックアップを新しく作成できないことがあります。
そのため、バックアップの有無が分からない状態で「とりあえず削除して入れ直す」という操作をするのはおすすめできません。
LINEのロゴ画面で止まるときのおすすめ確認順
どこから試せばよいか分からない場合は、データへの影響が少ないものから次の順番で確認するとよいでしょう。
- LINEを完全に終了してもう一度起動する
- iPhone/Android本体を再起動する
- Wi-Fiと4G/5Gを切り替える
- LINEを最新版へアップデートする
- 端末の空き容量を確認し、2GB以上を目安に確保する
- iOS/Androidをアップデートする
- Androidの場合はLINEのキャッシュを削除する
- Android System WebView・Chromeを更新する
- LINE側で障害が発生していないか確認する
- iPhoneでは「Appを取り除く」を試す
- バックアップ状況を確認したうえで再インストールを検討する
症状別に原因を切り分ける
| 症状 | 考えられる原因 | 優先したい対処 |
|---|---|---|
| LINEロゴでずっと止まる | アプリのフリーズ、キャッシュ、容量不足など | 強制終了・再起動・容量確認 |
| ロゴ表示後にホーム画面へ戻る | LINEのクラッシュ、OSとの互換性など | LINE・OSの更新 |
| Wi-Fiでのみ進まない | Wi-FiやDNSなど通信環境 | モバイル回線へ切り替える |
| アップデート直後から発生した | 更新処理や一時的不具合 | 端末再起動・最新アップデート確認 |
| スマホ容量がほぼ0GB | ストレージ不足 | 不要データを削除する |
| 古いスマホで発生 | OS・LINEの対応環境 | 対応OSを確認する |
| 周囲の人も同時に使えない | LINE側の障害 | 公式のお知らせを確認する |
やってはいけない対処
いきなりLINEをアンインストールする
LINEが起動しないと、「一度消して入れ直せば直りそう」と考えてしまいがちです。
しかしトーク履歴のバックアップ状況が分からない場合は、先に削除するとデータを失う可能性があります。
Androidの「ストレージを消去」を押す
「キャッシュを削除」と似ていますが、意味は大きく異なります。
トラブル解決が目的なら、まずは「キャッシュを削除」までにしておきましょう。
何度もアップデートや再インストールを繰り返す
LINE側の障害だった場合、端末側で何度操作しても改善しません。
突然大勢に同じ症状が発生している場合は、公式情報を確認したうえで対応しましょう。
それでもLINEのロゴ画面から進まない場合
すべて試しても改善しない場合は、次の情報を整理しておくと原因を切り分けやすくなります。
- iPhone/Androidの機種名
- iOS/Androidのバージョン
- LINEのバージョン
- 問題が発生し始めた日時
- アップデート直後かどうか
- Wi-Fiとモバイル通信の両方で発生するか
- スマートフォンの空き容量
- LINEロゴから動かないのか、途中で強制終了するのか
LINE公式ヘルプセンターの案内も確認し、それでも解決しない場合は問い合わせを検討してください。
まとめ
LINEのロゴ画面から進まない場合、LINEアプリそのものが完全に壊れているとは限りません。
まずはLINEの完全終了、スマートフォンの再起動、通信環境の切り替え、LINEのアップデート、ストレージ容量の確認といった、データへの影響が少ない操作から試すことが重要です。
特にスマートフォンの空き容量が少ない場合はLINEが正常に動作しない可能性があるため、2GB以上をひとつの目安として空き容量を確保してみましょう。
Androidではキャッシュの削除やWebView・Chromeの更新、iPhoneでは「Appを取り除く」も確認ポイントになります。
それでも改善しない場合は再インストールも選択肢になりますが、トーク履歴などのデータを失わないよう、バックアップやアカウント引き継ぎの状態を十分確認してから実行してください。
