LINEのアイコンをタップしても開かない、緑色のロゴ画面から進まない、起動した直後に落ちる――このような症状は、LINEアプリそのものだけでなく、スマートフォンの一時的な不具合、空き容量不足、OSとの相性、通信状態など、さまざまな原因で発生します。
この記事では、LINEが開かない・起動しないときに確認したい原因と対処法を、iPhone・Androidの操作画面とともに順番に解説します。
LINEが開かない・起動しないときに起こる主な症状
ひとことで「LINEが開かない」といっても、実際にはいくつかのパターンがあります。
- LINEのアイコンをタップしても反応しない
- LINEの緑色のロゴ画面から先へ進まない
- 起動した直後にホーム画面へ戻ってしまう
- 「LINEが繰り返し停止しています」と表示される
- トーク画面を開いた瞬間に落ちる
- 画面が真っ白・真っ黒になったまま動かない
- 「サーバーへ接続できません」などと表示される
特に多いのが、上のようにLINEのロゴまでは表示されるものの、その先のホーム画面やトーク一覧が表示されないケースです。
LINEが起動しない主な原因
| 原因 | よくある症状 |
|---|---|
| LINEの一時的な不具合 | 突然開かなくなった、起動直後に落ちる |
| スマホ側の一時的な不具合 | LINE以外のアプリも動作が重い |
| LINEが古い | アップデート後の機能が使えない、起動が不安定 |
| iOS・Androidが古い | 最新版LINEとの互換性に問題が出る |
| ストレージ不足 | 起動が遅い、落ちる、更新できない |
| キャッシュの異常 | Androidで起動直後に落ちる、動作が重い |
| 通信環境の問題 | 起動後に読み込みが終わらない |
| LINE側の障害 | 自分以外の利用者でも同時に問題が発生する |
最初に試したい対処法
いきなりLINEをアンインストールする必要はありません。データを消す可能性が低い方法から順番に確認しましょう。
- LINEを一度完全に終了する
- LINEをもう一度起動する
- スマートフォンを再起動する
- Wi-Fiとモバイル通信を切り替える
- LINEを最新版へアップデートする
- スマートフォンの空き容量を確認する
- iOS・Androidをアップデートする
- AndroidではLINEのキャッシュを削除する
- それでも直らなければ再インストールを検討する
1.LINEを完全に終了してから開き直す
まず試したいのが、LINEアプリの完全終了です。
画面を閉じただけではLINEがバックグラウンドに残っている場合があります。アプリを終了させてから再起動すると、一時的な処理エラーが解消されることがあります。
iPhoneの場合
ホームボタンのないiPhoneでは、画面下端から上へスワイプして途中で止めます。アプリの一覧が表示されたらLINEを探し、LINEの画面を上方向へスワイプします。
ホームボタンを搭載したiPhoneでは、ホームボタンを2回押してアプリ一覧を表示し、LINEを上へスワイプします。
Androidの場合
Androidでは、画面下部の「最近使ったアプリ」ボタンを押すか、ジェスチャーナビゲーションの場合は画面下部から上へスワイプして途中で止めます。
LINEを見つけて上方向へスワイプするか、「すべてクリア」などを選択してください。
2.スマートフォンを再起動する
LINEを終了しても直らない場合は、iPhone・Android本体を再起動します。
スマートフォンを長期間再起動していないと、メモリー上に一時データが蓄積し、特定のアプリが正常に起動しなくなることがあります。
再起動後はすぐに複数のアプリを開かず、まずLINEだけを起動して確認してみましょう。
3.インターネット接続を確認する
LINEアプリ自体は起動しているものの、ロゴ画面や読み込み画面から進まない場合は、通信状態も確認します。
次の操作を順番に試してみてください。
- Wi-Fiを一度OFFにしてからONにする
- Wi-Fiから4G・5Gへ切り替える
- 4G・5GからWi-Fiへ切り替える
- 機内モードをONにして数秒後にOFFにする
- VPNを利用している場合は一時的にOFFにする
自宅のWi-FiでだけLINEが開けない場合は、スマートフォンではなくWi-Fiルーター側に問題がある可能性もあります。
4.LINEを最新版へアップデートする
古いバージョンのLINEを使い続けていると、新しいiOS・Androidとの組み合わせなどによって正常に起動できなくなる場合があります。
iPhoneでLINEを更新する
- 「App Store」を開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップする
- アップデート一覧から「LINE」を探す
- 「アップデート」をタップする
AndroidでLINEを更新する
- 「Google Play ストア」を開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップする
- 「アプリとデバイスの管理」を開く
- 利用可能なアップデートを確認する
- LINEに更新があれば「更新」をタップする
5.スマートフォンの空き容量を確認する
LINEが起動しないときに意外と見落としやすいのが、スマートフォンのストレージ不足です。
写真・動画・ゲームなどでストレージがほぼ満杯になっていると、LINEが起動時に必要な一時ファイルを正常に作れず、動作が不安定になることがあります。
iPhoneの空き容量を確認する
「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」の順に開きます。
Androidの空き容量を確認する
機種によって表示名は異なりますが、一般的には次のように進みます。
設定 → ストレージ
空き容量が少ない場合は、不要な動画、写真、ダウンロード済みファイル、使用していないアプリなどを整理しましょう。
6.iOS・Androidを最新版へ更新する
LINEアプリだけでなく、スマートフォンのOSが古いことも起動トラブルの原因になります。
2026年8月時点のLINE公式ヘルプでは、最新版LINEを利用するためのスマートフォンの推奨環境として、次のOSが案内されています。
| 端末 | 推奨環境 |
|---|---|
| iPhone | iOS 18.0以上 |
| Android | Android 11.0以上 |
古い端末ではOS自体を最新版まで更新できないことがあります。その場合、最新版LINEを利用できなくなる可能性があるため、端末の対応状況も確認してください。
iPhone
設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート
Android
一般的には次の場所から確認できます。
設定 → システム → システムアップデート
Androidはメーカーによって「ソフトウェア更新」「システム更新」など名称が異なる場合があります。
7.AndroidではLINEのキャッシュを削除する
Android版LINEが起動しない場合は、LINEに蓄積された一時的なキャッシュが原因になっている可能性があります。
端末によって名称は異なりますが、おおむね次の手順です。
- 「設定」を開く
- 「アプリ」をタップする
- アプリ一覧から「LINE」を選択する
- 「ストレージとキャッシュ」を開く
- 「キャッシュを削除」をタップする
Androidの設定画面は、Google Pixel、Xperia、Galaxy、AQUOS、OPPO、Xiaomiなどメーカーによって名称や配置が異なります。
8.iPhoneでは「Appを取り除く」を試す
iPhone版LINEでは、「Appを取り除く」で改善する場合があります。
「Appを取り除く」はアプリ本体をいったん削除し、書類やデータを端末に残した状態で再インストールできるiPhoneの機能です。
次の順に進みます。
- 「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「iPhoneストレージ」を開く
- 「LINE」を選ぶ
- 「Appを取り除く」をタップする
- その後、「Appを再インストール」を実行する
9.LINE側で障害が発生していないか確認する
自分のスマートフォンに問題がなくても、LINE側で一時的な障害が発生している場合があります。
特に、次のような場合はサービス側の障害も疑ってみましょう。
- 直前まで普通に使えていたのに突然つながらなくなった
- 家族や友人のLINEも同じタイミングで利用できない
- Wi-Fiとモバイル通信を切り替えても改善しない
- 端末を再起動しても変化がない
- LINE以外のインターネット通信は正常に利用できる
LINE側で大規模な不具合が確認されている場合は、利用者側でアプリを削除しても解決できません。
10.LINEのロゴ画面から進まない場合
LINEのアイコンをタップすると緑色の画面までは表示されるものの、そこから何分待っても進まない場合は、次の順番で試してください。
- LINEを完全終了する
- もう一度LINEを起動する
- スマートフォンを再起動する
- Wi-Fiとモバイル通信を切り替える
- LINEのアップデートを確認する
- 端末の空き容量を確認する
- OSのアップデートを確認する
- Androidならキャッシュを削除する
この症状では、LINE自体は起動処理を開始しているものの、その途中でデータの読み込みなどに失敗している可能性があります。
11.「LINEが繰り返し停止しています」と表示される場合
Androidでは、LINEが起動直後に何度もクラッシュすると、次のようなメッセージが表示されることがあります。
この場合は、特に次の対処が有効です。
- 端末を再起動する
- LINEを最新版へ更新する
- Androidを最新版へ更新する
- LINEのキャッシュを削除する
- 端末の空き容量を増やす
12.それでも開かない場合は再インストールを検討する
ここまで試してもLINEがまったく起動しない場合は、LINEアプリを削除して再インストールすることで改善する可能性があります。
ただし、再インストールは最初に行う対処法ではありません。
特に次の情報を確認しておきましょう。
- 現在使用している電話番号
- LINEアカウントへログインするための情報
- トーク履歴のバックアップ状況
- 利用しているApple IDまたはGoogleアカウント
LINEが完全に起動できず、事前のバックアップ操作ができない場合は、無理にアンインストールせず、アカウントやトーク履歴への影響を確認してから進めたほうが安全です。
やってはいけない対処法
LINEが開かないと焦ってしまいますが、次の操作をいきなり行うのはおすすめできません。
いきなりLINEをアンインストールする
単純な一時エラーであれば、アプリ終了や端末再起動だけで直る可能性があります。
アンインストールは最後の手段として考えましょう。
Androidの「データを削除」をむやみに押す
Androidのアプリ情報には、「キャッシュを削除」と「データを削除」「ストレージを消去」が表示されることがあります。
トラブル対処では、まずキャッシュの削除を試します。
何度もLINEを連続で起動する
端末の処理が重くなっているときにLINEを何度も連続してタップすると、さらに動作が不安定になる可能性があります。
一度アプリを完全終了したうえで、端末を再起動してから試したほうがよいでしょう。
症状別の確認ポイント
| 症状 | 最初に確認すること |
|---|---|
| タップしても開かない | LINEの完全終了、端末再起動 |
| ロゴから進まない | 通信、再起動、空き容量、LINE更新 |
| 起動直後に落ちる | LINE更新、OS更新、キャッシュ |
| 繰り返し停止する | Androidのキャッシュ削除、再起動 |
| 真っ白・真っ黒 | アプリ終了、再起動、アップデート |
| 接続できない | Wi-Fi・モバイル通信・障害情報 |
| アップデートできない | 空き容量、通信、OSバージョン |
LINEが開かないときのおすすめ確認順序
何から試せばよいかわからない場合は、次の順序で確認すれば、データを失うリスクを抑えながら原因を切り分けられます。
まとめ
LINEが開かない・起動しない場合でも、すぐにアプリが壊れたと判断する必要はありません。
まずは次のポイントを確認しましょう。
- LINEを完全終了して開き直す
- iPhone・Androidを再起動する
- Wi-Fiやモバイル通信を確認する
- LINEを最新版へアップデートする
- 端末の空き容量を2GB以上確保する
- iOS・Androidをアップデートする
- AndroidではLINEのキャッシュを削除する
- iPhoneでは必要に応じて「Appを取り除く」を試す
- LINE側で障害が起きていないか確認する
多くの場合、アプリの再起動や端末の再起動、アップデート、空き容量の確保といった基本的な対処で改善する可能性があります。
それでも改善しない場合に、初めてLINEの再インストールを検討します。再インストールする場合は、アカウントの引き継ぎやトーク履歴への影響を確認してから作業することが大切です。
