LINEを初めて利用しようとして新規登録を進めていると、「登録ができませんでした」「正常に処理ができませんでした」「不正な電話番号」「無効な電話番号」などのエラーが表示されることがあります。
新規登録のエラーはLINEアプリ自体の故障だけが原因ではありません。入力した電話番号、SMSの受信設定、国・地域の設定、通信環境、認証を繰り返したことによる一時的な制限など、さまざまな原因が考えられます。
特に注意したいのが、エラーが出るたびに何度も認証番号を再発行することです。短時間に認証を繰り返すと、一時的に認証機能が制限されることがあります。
- LINEの新規登録でエラーが出る主な原因
- 電話番号を入力できない場合の確認方法
- SMSの認証番号が届かないときの対処法
- 「不正な電話番号」「無効な電話番号」の原因
- 「登録ができませんでした」と表示される場合の対処法
- 認証が一時的に制限されたときの対応
- 知らない名前のLINEアカウントが表示された場合の対応
LINEの新規登録の基本的な流れ
まず、どの段階でエラーが発生しているのかを確認しましょう。LINEの新規登録では、基本的にスマートフォンの電話番号を使って本人確認を行います。
LINEを起動すると、最初に「ログイン」と「新規登録」の選択肢が表示されます。初めてアカウントを作る場合は「新規登録」を選択します。
LINE起動後に「新規登録」を選択します。
新規登録でエラーが表示される主な原因
LINEの新規登録エラーは、大きく分けると次のような原因があります。
| 原因 | 確認するポイント |
|---|---|
| 電話番号の入力ミス | 数字、国・地域、桁数を確認する |
| 利用できない電話番号 | 050番号、固定電話、仮想番号などではないか確認する |
| SMSを受信できない | SMS拒否設定や迷惑メッセージ設定を確認する |
| 認証番号の期限切れ | 最新の認証番号をすぐ入力する |
| 認証回数が多すぎる | 何度も再送せず時間を空ける |
| 通信環境が不安定 | Wi-Fiとモバイル通信を切り替える |
| LINEアプリが古い | App Store・Google Playで更新する |
| 一時的な利用制限 | 画面に表示された期間が過ぎるまで待つ |
1.電話番号が正しく入力されているか確認する
新規登録で最初に確認したいのが電話番号です。単純な入力ミスでも認証を進められません。
日本で契約した携帯電話番号を使用する場合は、国・地域が「日本(Japan)」になっていることも確認してください。
日本の携帯電話番号なら国・地域が「日本」になっているか確認します。
入力時に確認したいポイント
- 自分が現在利用している電話番号か
- 電話番号に入力ミスがないか
- 国・地域の選択が電話番号と一致しているか
- 以前解約した番号を入力していないか
認証番号は入力した電話番号宛てに送信されます。間違った番号で何度も認証を試すのではなく、いったんLINEアプリを終了し、正しい番号を確認してから再度操作するのがおすすめです。
2.「不正な電話番号」「無効な電話番号」と表示される場合
電話番号を入力した直後に「不正な電話番号」または「無効な電話番号」と表示されることがあります。
電話番号の種類や国・地域設定によって認証できない場合があります。
LINEの電話番号認証では、どのような電話番号でも利用できるわけではありません。
たとえば次のような番号・端末では認証できない場合があります。
- 固定電話
- 050から始まるIP電話番号
- 仮想電話番号
- SMSを利用できないデータ通信専用SIM
- Wi-Fi通信のみの端末
- LINEの電話番号認証の対象外となっている国・地域の番号
スマートフォンで使っているSIMであっても、データ通信専用プランでSMSにも音声通話にも対応していなければ、新規登録に必要な電話番号認証を行えません。
3.国・地域の設定を確認する
有効な携帯電話番号を入力しているにもかかわらず「不正な電話番号」などが表示される場合は、電話番号入力欄の上にある国・地域を確認しましょう。
日本の携帯電話会社から発行された番号であれば、基本的には「日本(Japan)」を選択します。
- 日本で契約した090・080・070の携帯電話番号 → 日本を選択
- 海外で契約した番号 → その番号が発行された国・地域を確認
電話番号と国・地域が一致していないと、番号そのものが正しくても認証できないことがあります。
4.SMSの認証番号が届かない場合
電話番号を送信すると、通常はSMSで認証番号が届きます。
SMSが届いたら、記載されている認証番号を入力します。
SMSが届かない場合は、すぐに「再送」を何度も押すのではなく、次の項目を確認してください。
SMS受信拒否設定を確認する
携帯電話会社や端末側でSMSの受信拒否、迷惑SMS対策、海外番号からのSMS拒否などを有効にしていると、認証番号を受け取れない場合があります。
- SMSの一括拒否を設定していないか
- 海外事業者からのSMSを拒否していないか
- 迷惑メッセージフィルターが強すぎないか
- 不明な送信元を自動的にブロックしていないか
LINEの認証番号は国内番号だけから送信されるとは限らないため、海外・不明な送信元の拒否設定も確認しておくとよいでしょう。
電波状況を確認する
Wi-Fiがつながっていても、SIM側が圏外になっているとSMSを正常に受信できない場合があります。
画面上部のアンテナ表示を確認し、圏外になっている場合は電波が安定する場所へ移動してください。
スマートフォンを再起動する
通信機能の一時的な不具合でSMSが遅れている場合は、スマートフォンを再起動することで改善することがあります。
5.SMSが届かない場合は「通話による認証」を試す
SMSを受信できない場合でも、利用している番号で音声通話を受けられるのであれば「通話による認証」を利用できる場合があります。
認証番号入力画面の下部にある「通話による認証」を選択します。
自動音声で案内された認証番号をLINEに入力します。
- 「通話による認証」をタップする
- 「通話で認証」を選択する
- 入力した電話番号への着信に応答する
- 自動音声で案内された認証番号を確認する
- LINEの認証番号入力画面へ番号を入力する
6.「登録ができませんでした」と表示される場合
電話番号や認証番号に明らかな間違いがないのに「登録ができませんでした」と表示される場合は、認証操作を短時間に繰り返したことで一時的に制限されている可能性があります。
認証を繰り返している場合は、続けて操作しないようにします。
この場合、アプリを再インストールしたり認証番号を何度も送信したりしても、すぐには改善しないことがあります。
「登録ができませんでした」「正常に処理ができませんでした」などが続く場合は、1~2日ほど時間を空けてから再度試す方法があります。
7.「○日後にもう一度お試しください」と表示される場合
「認証が一時的に制限されています。○日後にもう一度お試しください」といったメッセージが表示された場合は、認証機能そのものに一時的な制限がかかっています。
日数が表示されている場合は、その期間が過ぎるまで待ちます。
この状態では、端末の再起動、LINEの再インストール、SIMカードの抜き差しなどを行っても制限そのものが解除されるわけではありません。
画面に「2日後」など具体的な期間が表示されている場合は、表示された期間が過ぎてから再度認証します。
認証制限中に何度も操作を繰り返さず、画面に表示されている期間が過ぎてから試しましょう。
8.「おかえりなさい、○○!」と知らない名前が表示された場合
新規登録の途中で、突然「おかえりなさい、○○!」と自分ではない名前が表示される場合があります。
心当たりのない名前であれば「いいえ、違います」を選択します。
これは、現在利用している電話番号が以前ほかの人に割り当てられており、その人がLINEに登録していたケースなどで起こることがあります。
表示された名前にまったく心当たりがない場合は、そのアカウントにログインしようとせず「いいえ、違います」を選択して、新しいアカウントの作成へ進みます。
名前やプロフィール画像に心当たりがなければ、必ず自分のアカウントではないことを確認してから新規登録へ進みましょう。
9.以前からLINEを使っていた場合は「新規登録」しない
スマートフォンを買い替えた人が特に注意したいポイントです。
以前のスマートフォンですでにLINEを利用していた場合、新しい端末で行うべき操作は基本的に「新規登録」ではなく「アカウントの引き継ぎ」です。
同じ電話番号を使って別のLINEアカウントを新しく作ろうとすると、以前利用していたアカウントに影響する可能性があります。
友だち、購入したスタンプ、グループなどを引き継ぎたい場合は、新しいアカウントを作成するのではなく、既存LINEアカウントの引き継ぎ方法を確認してください。
10.LINEアプリを最新版へアップデートする
電話番号やSMSに問題がない場合は、LINEアプリのバージョンも確認しましょう。
iPhoneの場合
- App Storeを開く
- 画面右上のプロフィールアイコンをタップする
- LINEを探す
- 「アップデート」が表示されていれば更新する
Androidの場合
- Google Playを開く
- プロフィールアイコンをタップする
- 「アプリとデバイスの管理」を開く
- LINEに更新があればアップデートする
LINEをアップデートした後は、一度アプリを終了してから再度新規登録を試します。
11.スマートフォンを再起動する
アプリや通信機能の一時的な不具合で登録処理が正常に完了しない場合があります。
認証制限を示すメッセージが表示されていないのであれば、スマートフォンを一度再起動してからLINEを起動し直してみましょう。
再起動すると、メモリー上に残った一時的な処理やモバイル通信の状態がリセットされ、正常に動作することがあります。
12.Wi-Fiとモバイルデータ通信を切り替える
電話番号認証とは別に、LINEアプリがLINE側のサーバーと通信するためのインターネット接続も必要です。
Wi-Fiの接続状態が不安定な場合はWi-Fiをオフにして4G・5Gなどのモバイルデータ通信へ切り替えます。
逆にモバイル通信が不安定なら、信頼できるWi-Fiへ接続してから試します。
- Webサイトを正常に開けるか
- 機内モードがオンになっていないか
- モバイルデータ通信が有効か
- 通信速度が極端に低下していないか
- VPNや通信制限アプリを利用していないか
13.VPNを一時的にオフにする
VPNを利用している場合は、一度VPNを無効にして通常のインターネット接続で新規登録を試してみましょう。
VPNの接続先によっては実際に利用している地域とは異なる場所から通信しているように見える場合があります。
電話番号認証のトラブルを切り分けるためにも、登録作業中だけVPNをオフにして確認する方法があります。
14.iPhoneではユーザー辞書も確認する
iPhoneで「不正な電話番号」「無効な電話番号」と表示される場合、電話番号または電話番号の一部をユーザー辞書へ登録していることが影響するケースがあります。
確認する場合は、次の順に開きます。
- iPhoneの「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「キーボード」を開く
- 「ユーザ辞書」を開く
- 電話番号や電話番号の一部が登録されていないか確認する
該当する登録があれば削除し、LINEを起動し直してから電話番号を入力します。
15.LINEを再インストールするのは最後にする
新規登録画面で不具合が起きていると、「LINEを削除して入れ直せば直るのでは?」と考えるかもしれません。
しかし、電話番号そのものが認証対象外だったり、一時的な認証制限がかかったりしているケースでは、LINEを再インストールしても根本的な解決にはなりません。
まずは次の項目を確認することをおすすめします。
- 電話番号を確認する
- 国・地域を確認する
- SMSの受信設定を確認する
- 通話認証を試す
- 通信環境を確認する
- LINEを最新版にする
- 一時制限がないか確認する
それでもアプリ自体が正常に動かない場合に、再インストールを検討するとよいでしょう。
新規登録エラーが出たときのおすすめ確認順
原因が分からない場合は、手当たり次第に設定を変更するより、次の順番で確認すると切り分けしやすくなります。
- 電話番号が正しいか確認する
- 国・地域が正しいか確認する
- 050番号・固定電話・SMS非対応SIMではないか確認する
- SMSの拒否設定を確認する
- 通話による認証を試す
- Wi-Fi・モバイル通信を切り替える
- VPNをオフにする
- LINEを最新版に更新する
- スマートフォンを再起動する
- 一時制限なら操作を止めて時間を空ける
症状別の対処法早見表
| 表示・症状 | 主な対処法 |
|---|---|
| 不正な電話番号 | 番号の種類、国・地域、入力内容を確認 |
| 無効な電話番号 | 050・固定電話・仮想番号などではないか確認 |
| SMSが届かない | SMS拒否設定・海外番号拒否・電波状態を確認 |
| 認証番号を入力しても進まない | 最新の認証番号を入力する |
| 登録ができませんでした | 認証を繰り返さず1~2日ほど時間を空ける |
| ○日後にもう一度お試しください | 表示された期間が過ぎるまで待つ |
| おかえりなさい、知らない名前 | 「いいえ、違います」を選び新規作成へ進む |
| 通信エラー | Wi-Fi・モバイル通信・VPNを確認 |
よくある質問
LINEは電話番号なしで新規登録できますか?
新規登録では電話番号認証が必要です。SMSを受信できる携帯電話番号、または通話による認証を利用できる電話番号を準備する必要があります。
データ通信専用SIMでもLINEを登録できますか?
SMSにも音声通話にも対応していないデータ通信専用SIMでは、電話番号認証を行えないため新規登録を完了できません。
050番号でLINEを登録できますか?
050から始まる電話番号はLINEの電話番号認証には利用できません。携帯電話会社から発行された対応する携帯電話番号を利用します。
認証番号を何回も再送しても大丈夫ですか?
短時間に何度も認証番号を発行するのは避けたほうがよいでしょう。認証回数の上限などによって一時的な制限を受ける場合があります。
「2日後にもう一度」と表示されたら再インストールすれば直りますか?
認証機能自体に一時的な制限がかかっている場合、アプリを再インストールしても制限が解除されるわけではありません。表示された期間が過ぎてから再度試します。
知らない名前が表示されたら危険ですか?
現在の電話番号を以前利用していた人のLINEアカウントが表示されている可能性があります。自分のアカウントでないことが明らかであれば「いいえ、違います」を選択し、新しいアカウントを作成します。
どうしても認証番号が届かない場合は?
SMS拒否設定、電波状況、電話番号を確認したうえで、利用できる場合は「通話による認証」を試してください。それでもSMS・通話のどちらでも認証できない場合は、利用している携帯電話会社や端末側の設定も確認する必要があります。
まとめ
LINEの新規登録でエラーが表示された場合、最初に確認したいのは電話番号とSMS認証です。
電話番号の入力ミスだけでなく、050番号や固定電話、SMSに対応していないデータ通信専用SIMなど、そもそも電話番号認証に利用できないケースもあります。
携帯電話番号に問題がない場合は、国・地域の設定、SMS拒否設定、海外番号の受信設定、通信環境、LINEアプリのバージョンなどを順番に確認しましょう。
また、「登録ができませんでした」「○日後にもう一度お試しください」などが表示されている場合、認証操作を繰り返すのはおすすめできません。一時的な利用制限の可能性があるため、画面の案内に従って時間を空けてから再度試します。
新規登録のトラブルは原因によって対処法が異なります。エラーメッセージの内容を確認し、電話番号、SMS、通信環境、一時制限の順に切り分けていくと解決しやすくなります。
