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「LINEにアクセスできません」と表示されたときの原因と対処法

LINEを開いたときに「LINEにアクセスできません」「サーバーへ接続が出来ません」などのエラーが表示され、トークやホーム画面を正常に利用できなくなることがあります。

このエラーは、LINEアプリそのものが壊れているとは限りません。Wi-Fiやモバイル通信の一時的な問題、LINE側の障害、スマートフォンの通信設定、アプリのバージョン、キャッシュなど、さまざまな原因で発生します。

特に突然エラーが表示された場合は、焦ってLINEを削除するのではなく、まず通信状態の確認から順番に切り分けることが大切です。

最初に確認したいポイント
  • Webサイトは正常に開けるか
  • Wi-Fiからモバイル通信へ切り替えると直るか
  • 機内モードがオンになっていないか
  • LINEだけでなく他のサービスも繋がらないか
  • LINEアプリが最新版になっているか

「LINEにアクセスできません」と表示される状態

LINEでは、サーバーとの通信が正常に行えないときに、アクセスできないことを知らせるエラーメッセージが表示される場合があります。

代表的には、次のような画面です。

20:14 ホーム LINE LINEにアクセスできません サーバーへ接続が出来ません。 インターネット接続を 確認してください。 確認 ホーム トーク VOOM ニュース ウォレット
LINEへ接続できない場合に表示されるエラー画面の例

この状態では、LINEアプリは起動していてもLINEのサーバーと正常に通信できていない可能性があります。

主な原因

原因 確認ポイント
Wi-Fiの通信不良 ブラウザなど他のアプリでも通信できない
モバイル通信の問題 4G・5G表示はあるがインターネットに繋がらない
LINE側の一時的な障害 自分以外の利用者でも同時に問題が発生している
LINEアプリの不具合 LINEだけが正常に通信できない
アプリが古い App StoreやGoogle Playに更新が表示されている
端末側の一時的な不具合 再起動すると改善する
VPN・フィルタリング VPNを切るとLINEに繋がる
キャッシュの問題 一部画面だけ読み込みに失敗する
日時設定のずれ 日付や時刻を手動で大きく変更している

1.インターネットに接続できているか確認する

最初に、LINEではなくスマートフォン自体がインターネットへ接続できているか確認します。

SafariやChromeなどのブラウザを開き、Webサイトを表示してみてください。

  • Webサイトも開けない → 通信環境に問題がある可能性が高い
  • Webサイトは開けるがLINEだけ繋がらない → LINEアプリやLINE側の問題を疑う

画面上にWi-Fiや4G・5Gのマークが表示されていても、実際には通信できていない場合があります。そのため、アンテナ表示だけで判断せず、実際にWebサイトを開いて確認するのがおすすめです。

2.Wi-Fiとモバイル通信を切り替える

Wi-Fiを利用している場合は、一度Wi-Fiをオフにして4G・5Gなどのモバイル通信へ切り替えてみましょう。

反対にモバイル通信でエラーが発生している場合は、利用できるWi-Fiへ接続して確認します。

20:14 < 設定 Wi-Fi Wi-Fi ネットワーク Home-WiFi i Public-WiFi Other-WiFi 接続中のWi-Fiで通信できない場合は、 Wi-Fiをオフにしてモバイル通信を確認します。
Wi-Fiを一度オフにして通信経路を切り替える

Wi-Fiからモバイル通信へ切り替えた直後にLINEが使えるようになった場合は、LINEではなくWi-Fiルーターや回線側に原因がある可能性があります。

自宅のWi-Fiでだけ繋がらない場合

自宅Wi-FiでのみLINEにアクセスできない場合は、ルーターの一時的な不調も考えられます。

  1. スマートフォンのWi-Fiをオフにする
  2. 10秒程度してからオンに戻す
  3. 改善しなければルーターの状態を確認する
  4. ルーターの再起動が可能なら再起動する
  5. 再接続後にLINEを開く

3.機内モードをオン・オフする

通信機能を一度リセットする方法として、機内モードのオン・オフも有効です。

  1. 機内モードをオンにする
  2. 数秒待つ
  3. 機内モードをオフにする
  4. Wi-Fiまたは4G・5Gへの再接続を待つ
  5. LINEを開く

スマートフォンを長時間再起動していない場合などは、通信状態が一時的に不安定になっていることがあります。

4.LINEを完全に終了して開き直す

LINEアプリの一時的な処理エラーで通信できなくなっていることもあります。

アプリの履歴画面を表示し、LINEを完全に終了してからもう一度起動してください。

単にホーム画面へ戻っただけではLINEがバックグラウンドで動き続けている場合があります。アプリ一覧からLINEを終了してから開き直します。

5.スマートフォンを再起動する

LINEを開き直しても改善しない場合は、iPhoneまたはAndroidスマートフォンを再起動します。

再起動すると、メモリー上で発生している一時的なエラーや通信機能の不調が解消される場合があります。

特に次のような症状が同時に発生している場合は、端末を再起動してみましょう。

  • LINE以外のアプリも重い
  • Wi-Fiへの接続が不安定
  • 通知が遅れて届く
  • アプリが頻繁に固まる
  • スマートフォンを数日以上再起動していない

6.LINEアプリを最新版へアップデートする

古いバージョンのLINEを長期間使用していると、不具合が修正されていなかったり、現在の環境との互換性に問題が発生したりする可能性があります。

iPhoneではApp Store、AndroidではGoogle Playを開いてLINEの更新を確認してください。

20:14 アップデート LINE LINE コミュニケーション アップデート 新機能 不具合の修正および機能改善を行いました。 更新後はLINEを一度終了し、 もう一度起動して確認します。
App StoreやGoogle PlayでLINEの更新を確認する

7.LINE側で障害が発生していないか確認する

自分のスマートフォンや通信環境に問題がなくても、LINE側で一時的な障害が発生しているとアクセスできない場合があります。

次のような場合は、サービス側の問題も考えられます。

  • 突然LINEだけ使えなくなった
  • Wi-Fiとモバイル通信の両方で繋がらない
  • 複数の端末で同じ症状が発生する
  • 周囲の人も同じ時間帯にLINEを利用できない
  • 何も設定を変更していないのに突然エラーになった

LINE側の障害だった場合、端末側で設定を変更しても改善しないことがあります。この場合は、公式のお知らせなどを確認し、復旧後に再度LINEを開きます。

8.VPNを一時的にオフにする

VPNアプリやセキュリティアプリ、広告ブロック用の通信フィルターなどを利用している場合、それらを経由した通信がLINEの接続に影響することがあります。

VPNを利用している場合は一度オフにし、通常のWi-Fiまたはモバイル通信でLINEを開いてみてください。

VPNをオフにすると通信経路が変わります。会社や学校から指定されたVPNを利用している場合は、管理者の指示を確認してから変更してください。

9.LINEのモバイルデータ通信が許可されているか確認する

モバイル通信でLINEだけ繋がらない場合は、LINEに対するモバイルデータ通信が無効になっていないか確認します。

iPhoneの場合

  1. 「設定」を開く
  2. 「モバイル通信」を開く
  3. アプリ一覧から「LINE」を探す
  4. LINEのスイッチがオンになっているか確認する

LINEのモバイル通信がオフの場合、Wi-Fiでは使えても4G・5Gでは通信できません。

Androidの場合

Androidは機種によって名称が異なりますが、一般的には「設定」→「アプリ」→「LINE」→「モバイルデータ」などから確認できます。

10.LINEのキャッシュを削除する

LINE内部に保存された一時データに問題が発生すると、一部画面を読み込めなかったり、動作が不安定になったりする場合があります。

この場合はキャッシュを削除して改善するか確認します。

20:14 ストレージとキャッシュ LINE LINE 使用済み 1.24 GB アプリのサイズ 312 MB ユーザーデータ 812 MB キャッシュ 116 MB キャッシュを削除 ストレージを消去 「ストレージを消去」ではなく、 まず「キャッシュを削除」を選択します。
AndroidでLINEのキャッシュを削除する画面の例
注意: Androidの「ストレージを消去」「データを消去」は、単純なキャッシュ削除とは意味が異なります。内容を理解せずに実行しないようにしてください。

11.Android System WebViewとChromeを更新する

Android版LINEで、LINE全体ではなく一部のページだけが正常に表示されない場合は、「Android System WebView」が関係していることがあります。

Google Playを開き、次のアプリに更新がないか確認します。

  • Android System WebView
  • Google Chrome

更新後はLINEを終了し、必要であればスマートフォンを再起動してから確認してください。

12.スマートフォンの空き容量を確認する

ストレージの空き容量が極端に少ない状態では、アプリが必要なデータを正常に保存できず、LINEの動作が不安定になることがあります。

写真・動画・不要なアプリ・ダウンロード済みファイルなどを確認し、十分な空き容量を確保しましょう。

LINE公式の基本的な対処方法でも、端末の空き容量不足が正常動作に影響する可能性が案内されています。

13.スマートフォンの日付と時刻を確認する

LINEはインターネット上のサーバーと安全に通信するため、端末の日付や時刻が大きくずれていると通信に問題が発生する可能性があります。

通常は日付と時刻を自動設定にしておくのがおすすめです。

iPhone

「設定」→「一般」→「日付と時刻」→「自動設定」を確認します。

Android

「設定」→「システム」→「日付と時刻」などから、「日時を自動的に設定」が有効になっているか確認します。

Androidでは機種によって設定項目の名称や場所が異なります。

14.OSをアップデートする

LINEアプリが最新版でも、iOSやAndroidが非常に古い状態では正常に動作しない場合があります。

利用できるOSアップデートがある場合は、重要なデータをバックアップしたうえで更新を検討してください。

また、古いスマートフォンでは最新バージョンのLINEが利用できなくなる場合もあるため、LINEの推奨環境もあわせて確認するとよいでしょう。

15.再インストールは最後に試す

ここまでの方法を試しても「LINEにアクセスできません」と表示され続ける場合は、LINEアプリの再インストールで改善することがあります。

ただし、いきなりLINEを削除するのはおすすめできません。

LINEを削除する前に必ず確認してください。
  • トーク履歴をバックアップできているか
  • 現在利用しているLINEアカウントを引き継げる状態か
  • 電話番号などアカウント情報を確認できるか
  • 必要なログイン情報を把握しているか

トーク履歴をバックアップしないままLINEを再インストールすると、過去のトークを復元できない可能性があります。

そのため、LINE自体を操作できる状態であれば、再インストール前にバックアップを確認してください。

「アクセスできません」と「アカウントにログインできない」は別問題

注意したいのが、「LINEにアクセスできません」という通信エラーと、LINEアカウントへのログインや引き継ぎに失敗している状態は必ずしも同じではないことです。

次のようなメッセージが表示される場合は、通信トラブルではなく認証・引き継ぎ関連の問題である可能性があります。

  • パスワードが間違っています
  • 認証番号が届かない
  • ログインできませんでした
  • 正常に処理できませんでした
  • 電話番号に関するエラーが表示される

この場合は、通信設定だけでなくLINEアカウントのログイン・引き継ぎに関する項目を確認する必要があります。

Wi-Fiでは使えないのに4G・5Gでは使える場合

モバイル通信へ切り替えるとLINEが正常に使える場合、スマートフォン本体やLINEアプリよりもWi-Fi側に原因がある可能性が高くなります。

次の順番で確認してみてください。

  1. Wi-Fiを一度オフ・オンする
  2. Wi-Fiルーターを再起動する
  3. 他のスマートフォンでも同じWi-Fiが使えないか確認する
  4. 別のWi-FiではLINEが使えるか確認する
  5. VPNやフィルタリング設定を確認する

家族のスマートフォンでも同じWi-Fi接続時だけLINEが使えないのであれば、ルーターやインターネット回線側を確認すると切り分けやすくなります。

Wi-Fiでは使えるのに4G・5Gでは使えない場合

反対にWi-FiならLINEが使えるのにモバイル通信では使えない場合は、携帯電話回線やスマートフォンのモバイル通信設定を確認します。

  • 通信速度制限がかかっていないか
  • モバイルデータ通信がオンになっているか
  • LINEのモバイルデータ利用が禁止されていないか
  • SIM・eSIMが正常に認識されているか
  • 通信会社で障害が発生していないか

LINEだけ繋がらない場合

SafariやChrome、YouTubeなどは正常に通信できるのにLINEだけアクセスできない場合は、LINEアプリ側の問題を中心に確認します。

おすすめの確認順は次の通りです。

  1. LINEを終了して起動し直す
  2. LINEをアップデートする
  3. 端末を再起動する
  4. VPNをオフにする
  5. キャッシュを削除する
  6. LINE側の障害情報を確認する
  7. OSをアップデートする
  8. 最後に再インストールを検討する

やってはいけない対処

いきなりLINEをアンインストールする

「繋がらないから削除して入れ直そう」と考えるかもしれませんが、LINEの場合はトーク履歴やアカウント引き継ぎが関係するため注意が必要です。

まずは通信切り替え、再起動、アップデートなど、データへの影響が小さい対処から試しましょう。

意味を確認せず「データを消去」を押す

Androidのアプリ設定には「キャッシュを削除」と「データを消去」など、似た項目が表示される場合があります。

キャッシュだけを削除したい場合は、「キャッシュを削除」を選びます。

何度も設定を変更する

複数の設定を一度に変更すると、どの変更で改善したのか分からなくなります。

「Wi-Fiを切り替える → 確認」「再起動する → 確認」のように、一つずつ試すのがおすすめです。

対処方法を簡単にまとめると

順番 対処方法 データへの影響
1 Webサイトが開けるか確認 なし
2 Wi-Fiと4G・5Gを切り替える なし
3 機内モードをオン・オフ なし
4 LINEを終了して開き直す なし
5 スマートフォンを再起動 なし
6 LINEを最新版へ更新 通常なし
7 LINE側の障害を確認 なし
8 VPNなどを確認 基本的になし
9 キャッシュを削除 キャッシュのみなら限定的
10 OSやWebViewを更新 通常なし
11 LINEを再インストール 要注意

まとめ

「LINEにアクセスできません」と表示された場合、最初に疑いたいのはインターネット接続です。

まずSafariやChromeなどでWebサイトが開けるか確認し、Wi-Fiとモバイル通信を切り替えます。それでも改善しなければ、LINEの再起動、スマートフォンの再起動、LINEアプリのアップデート、キャッシュ削除などを順番に試していきましょう。

Wi-Fiでもモバイル通信でもLINEだけ利用できない場合は、LINE側で一時的な問題が起きている可能性もあります。

再インストールは有効な対処方法の一つですが、トーク履歴などのデータに影響する可能性があります。そのため、通信設定やアップデートなどを確認したあと、最後の手段として検討するのがおすすめです。

迷ったときの確認順
インターネット確認 → Wi-Fi/4G・5G切り替え → LINE再起動 → 端末再起動 → LINE更新 → 障害確認 → キャッシュ削除 → OS更新 → 再インストール

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