LINEを最新バージョンへアップデートしようとしても、「アップデート」が表示されない、ダウンロードが途中で止まる、「保留中」のまま進まないといったトラブルが起きることがあります。
LINEのアップデートができない原因は、LINEそのものではなく、スマートフォンの空き容量不足、インターネット接続、App StoreやGoogle Playの不具合、OSのバージョンなどにある場合も少なくありません。
この記事では、LINEをアップデートできないときに確認したいポイントと対処法を、iPhoneとAndroidに分けて詳しく解説します。
- Wi-Fiとモバイル通信を切り替える
- スマートフォンを再起動する
- ストレージの空き容量を確認する
- App StoreまたはGoogle Playを開き直す
- LINEを手動でアップデートする
- iOS/Androidをアップデートする
まずLINEを手動でアップデートしてみる
自動アップデートを設定していても、通信状況やスマートフォンの設定によって更新されないことがあります。 まずはApp StoreまたはGoogle PlayからLINEを手動で更新できるか確認しましょう。
iPhoneでLINEをアップデートする方法
- 「App Store」を開きます。
- 画面右上のプロフィールアイコンをタップします。
- アップデートできるアプリを確認します。
- LINEの横にある「アップデート」をタップします。
LINEの横に「開く」と表示されている場合は、App Store上では現在インストールできる最新版になっている可能性があります。
AndroidでLINEをアップデートする方法
- 「Google Play ストア」を開きます。
- 右上のプロフィールアイコンをタップします。
- 「アプリとデバイスの管理」をタップします。
- 「アップデート利用可能」からLINEを探します。
- LINEの横にある「更新」をタップします。
LINEをアップデートできない主な原因
| 原因 | 起こりやすい症状 | 主な対処 |
|---|---|---|
| 通信が不安定 | 0%のまま、途中で止まる | Wi-Fiとモバイル通信を切り替える |
| 空き容量不足 | ダウンロード後にインストールできない | 不要な写真やアプリを整理する |
| OSが古い | 更新ボタンがない、互換性エラー | iOS/Androidを更新する |
| ストアの一時的不具合 | 「保留中」「待機中」から進まない | ストアや端末を再起動する |
| 他アプリを更新中 | LINEの更新が始まらない | 他のダウンロードが終わるまで待つ |
| 端末の制限 | インストールや更新そのものができない | スクリーンタイム・管理設定を確認する |
| Google/Appleアカウント | 確認やサインインを要求される | アカウント状態を確認する |
対処法1:インターネット接続を切り替える
LINEのアップデートにはインターネット接続が必要です。Wi-Fiの電波が弱かったり、通信が不安定だったりすると、ダウンロードが0%のまま進まないことがあります。
Wi-Fiを使用している場合は、一度Wi-Fiをオフにしてモバイルデータ通信へ切り替えてみましょう。逆にモバイル通信を使っている場合は、安定したWi-Fiへ接続して試します。
- Wi-Fiを一度オフにして再接続する
- Wi-Fiから4G/5Gへ切り替える
- モバイル通信からWi-Fiへ切り替える
- 機内モードをオンにして数秒後にオフにする
- VPNを使用している場合は一時的に切断して確認する
Webサイトや動画が普通に見られる場合でも、App StoreやGoogle Playとの通信だけが一時的に不安定になっていることがあります。
対処法2:スマートフォンを再起動する
一時的なシステムエラーによってApp StoreやGoogle Playが正常に動作していない場合、スマートフォンを再起動するだけで改善することがあります。
特に「アップデート」を押しても反応しない、「待機中」や「保留中」から進まない場合は、一度再起動してからもう一度LINEの更新を試してください。
対処法3:ストレージの空き容量を確認する
LINEのアップデートファイルをダウンロードできても、スマートフォン側に十分な空き容量がなければインストールできません。
アップデート時には、更新データそのものだけでなく、ファイルを展開するための一時的な空き容量も必要になることがあります。
iPhoneの空き容量を確認する
「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」の順に開きます。
Androidの空き容量を確認する
Androidは機種によって表示が異なりますが、「設定」→「ストレージ」などから確認できます。
空き容量がほとんど残っていない場合は、不要な動画、写真、ダウンロードファイル、使っていないアプリなどを整理してからLINEを再度アップデートしてください。
対処法4:iOS・Androidが古くないか確認する
LINEはすべての古いOSで最新版を利用できるわけではありません。 スマートフォンのOSが古い場合、そのOSに対応しているLINEのバージョンまでしかアップデートできないことがあります。
- iPhone:iOS 18.0以上
- Androidスマートフォン:Android 11.0以上
推奨環境は変更されることがあるため、実際に利用する際はLINE公式ヘルプの最新情報も確認してください。
特に古いスマートフォンでは、端末メーカーによるOSアップデートの提供自体が終了しているケースがあります。
この場合、LINEだけを無理に最新版へ更新することはできません。新しいOSへアップデートできない端末では、将来的に機種変更が必要になる可能性があります。
iPhoneでiOSを確認する
「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開きます。
AndroidでOSを確認する
Androidはメーカーによって項目名が異なりますが、「設定」→「システム」→「ソフトウェアアップデート」などから確認します。
Samsung Galaxy、Xperia、AQUOS、Pixel、Xiaomiなどではメニュー名が多少異なることがあります。
対処法5:App StoreやGoogle Playを開き直す
ストアアプリ自体が一時的に正常動作していない可能性もあります。
App StoreまたはGoogle Playを完全に終了させたあと、もう一度起動してLINEのページを確認してください。
それでも更新できない場合は、スマートフォンを再起動したうえで再度試します。
対処法6:AndroidでGoogle Playのキャッシュを削除する
AndroidでLINEだけでなく複数のアプリをアップデートできない場合は、Google Play ストア側に問題が発生している可能性があります。
一般的には次の順番で操作します。
- Androidの「設定」を開きます。
- 「アプリ」を開きます。
- 「Google Play ストア」を選択します。
- 「ストレージとキャッシュ」を開きます。
- 「キャッシュを削除」をタップします。
最初から「ストレージを消去」や「データを削除」を行うのではなく、まずは影響の小さい「キャッシュを削除」から試すのがおすすめです。
対処法7:Google Play ストア自体を更新する
Google Play ストアが古かったり、一時的な問題が発生していたりする場合は、Play ストア自体の更新を確認します。
- Google Play ストアを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップ
- 「設定」を開く
- 「基本情報」または「概要」を開く
- 「Play ストアを更新」をタップ
利用できる更新がある場合は、自動的にダウンロード・インストールされます。
対処法8:ほかのアプリの更新が終わるまで待つ
複数のアプリを同時に更新していると、LINEが「保留中」になり、すぐにダウンロードが始まらない場合があります。
急いでLINEを更新したい場合は、不要なアプリのダウンロードや更新を一時停止してからLINEを更新してみてください。
対処法9:iPhoneのインストール制限を確認する
iPhoneでは、スクリーンタイムなどの設定によってアプリのインストールや購入が制限されている場合があります。
家族が設定したiPhone、子ども用として設定したiPhone、学校や会社から貸与されている端末などでは特に注意してください。
自分で変更できない管理設定が適用されている場合は、端末の管理者へ確認します。
対処法10:Apple AccountやGoogleアカウントを確認する
App StoreやGoogle Playでアカウントに問題が発生していると、LINEだけでなくアプリ全般をアップデートできない場合があります。
次のような表示がないか確認しましょう。
- アカウントへのサインインを求められる
- 本人確認を求められる
- 利用規約への同意を求められる
- 支払い情報の確認を求められる
- Googleアカウントにログインエラーが表示されている
無料アプリであっても、Apple Account側の支払い情報に問題があるとApp Storeで操作を求められるケースがあります。画面にメッセージが表示されている場合は、その内容を確認してください。
「アップデート」が表示されず「開く」しか出ない場合
App StoreやGoogle PlayでLINEを検索しても「アップデート」「更新」が表示されず、「開く」だけになっている場合があります。
この場合は、次の可能性が考えられます。
- すでに利用可能な最新版になっている
- アップデート情報がまだ端末側へ反映されていない
- 使用しているOSではそれ以上新しいLINEを利用できない
- アップデートが段階的に配信されている
まずApp StoreやGoogle Playを閉じて再度開き、それでも変わらない場合はスマートフォンを再起動してください。
「お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません」と表示される場合
Androidで互換性に関するメッセージが表示された場合は、スマートフォンのAndroidバージョンが新しいLINEの動作条件を満たしていない可能性があります。
まずAndroidのシステムアップデートが提供されていないか確認します。
端末メーカーによるAndroidアップデートの提供がすでに終了している場合は、LINEだけを新しいバージョンへ更新することはできません。
現在LINEが使えていても、対応するLINEバージョンには上限があります。長期間アップデートできない状態が続いている場合は、早めにOS更新や機種変更についても検討しましょう。
Google Play非対応のAndroidではアップデートできない場合がある
Android端末であっても、すべての機種がGoogle Playに対応しているわけではありません。
LINE公式では、Google Play非対応機種ではLINEをアップデートできないと案内しています。
非対応端末の場合、インターネット上から非公式なAPKファイルを探して無理にインストールするのはおすすめできません。セキュリティ上の危険があるため、Google Playに正式対応したスマートフォンの利用を検討しましょう。
iPhoneでは「Appを取り除く」で改善する場合もある
通信、再起動、空き容量などを確認してもiPhoneでLINEを更新できない場合は、「Appを取り除く」を試す方法があります。
「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」→「LINE」と進み、「Appを取り除く」を選択します。
「Appを取り除く」と「Appを削除」は異なります。特にLINEアプリそのものを削除して再インストールする場合は、トーク履歴のバックアップやアカウントの引き継ぎ準備を確認してから行ってください。
LINEをいきなりアンインストールするのは避ける
LINEをアップデートできないからといって、最初からLINEをアンインストールするのはおすすめできません。
再インストールによって改善することもありますが、バックアップやアカウント設定が不十分な状態で削除すると、トーク履歴などを復元できなくなる可能性があります。
再インストールを行う前には、少なくとも次の内容を確認してください。
- トーク履歴をバックアップしている
- LINEアカウントに電話番号が登録されている
- アカウントのログイン方法を確認している
- バックアップが正常に完了したことを確認している
そのため、再インストールは通信確認、再起動、空き容量確認、ストアの確認、OSアップデートなどを試した後の対処と考えるとよいでしょう。
LINEだけアップデートできない場合と、すべてのアプリを更新できない場合
原因を切り分けるときは、「LINEだけ更新できないのか」「ほかのアプリも更新できないのか」を確認すると分かりやすくなります。
| 状況 | 考えられる原因 |
|---|---|
| LINEだけ更新できない | LINEとOSの互換性、LINE側の一時的な配信状況など |
| すべてのアプリを更新できない | 通信、ストレージ、App Store/Google Play、アカウントの問題など |
| 一部のアプリだけ更新できない | OSバージョンやアプリごとの対応条件など |
| 更新がすべて保留中になる | Google Play、通信、アカウント、別のダウンロードなど |
それでもLINEをアップデートできない場合
ここまでの対処を行っても改善しない場合は、次の順番でもう一度確認してみましょう。
- Wi-Fiとモバイル通信を切り替える
- App Store/Google Playを終了して開き直す
- スマートフォンを再起動する
- ストレージの空き容量を確保する
- iOS/Androidを最新版へ更新する
- AndroidではGoogle Play ストアのキャッシュを削除する
- App Store/Google Playのアカウント状態を確認する
- LINE公式ヘルプで障害や対応環境を確認する
- 必要なバックアップを取ってから再インストールを検討する
LINE公式でも、インストールやアップデートができない場合には、端末の再起動、ネットワークの切り替え、ストレージ容量の確保、OSや利用環境の確認などが案内されています。
よくある質問
LINEをアップデートしないと使えなくなりますか?
すぐに使えなくなるとは限りませんが、古いLINEには利用できる期間や対応OSに制限があります。長期間アップデートを行わない状態は避け、可能であればOSとLINEの両方を更新しておくのがおすすめです。
LINEをアップデートするとトーク履歴は消えますか?
通常のApp StoreやGoogle Playからのアップデートだけで、トーク履歴を削除する操作を行うわけではありません。
ただし、不具合への対処としてアプリの削除や再インストールを行う場合は話が別です。万が一に備え、日頃からトーク履歴をバックアップしておくと安心です。
更新ボタンがありません
「更新」「アップデート」ではなく「開く」と表示されている場合、現在の端末で利用可能な最新版になっている可能性があります。
一方、スマートフォンのOSが古い場合は、新しいLINEへ更新できないこともあります。OSのバージョンとLINEの対応環境を確認してください。
「保留中」から進みません
Androidで「保留中」と表示される場合は、ほかのアプリをダウンロード中でないか確認してください。
改善しない場合は、通信の切り替え、Google Play ストアの再起動、スマートフォンの再起動、空き容量の確認、Google Play ストアのキャッシュ削除を順番に試します。
古いAndroidでもLINEを最新版にできますか?
必ずしもできるわけではありません。Androidのバージョンによって利用できるLINEのバージョンには上限があります。
Androidそのものを更新できない古い機種では、最新版LINEを利用できなくなる可能性があります。
まとめ
LINEをアップデートできない場合は、LINEアプリ自体をすぐに削除するのではなく、まず通信環境、スマートフォンの空き容量、App Store/Google Play、OSのバージョンを順番に確認しましょう。
特に古いiPhoneやAndroidでは、OSがLINE最新版の対応条件を満たしていないことがあります。「更新ボタンが表示されない」「この端末では利用できない」といった場合は、OSアップデートが提供されているか確認することが重要です。
- LINEを手動更新する
- 通信を切り替える
- 端末を再起動する
- ストレージを確認する
- OSを更新する
- App Store/Google Playを確認する
- AndroidはPlay ストアのキャッシュも確認する
- 最後に再インストールを検討する
再インストールが必要になった場合は、トーク履歴のバックアップやLINEアカウントの引き継ぎ準備を確認してから作業してください。
